Lecipe20 愛のケチャップライス~ハインツを加熱セヨ~

マジメシ日記
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僕は好きな女の子がいます。

ただ残念ながら、別に艶っぽいお話ではなくて、5歳の女の子が好きなのです。

と、もしこのまま今日の日記が終わったら、30代のオジサンの「狂気の告白」ですが、僕が好きなのはアネの子供の5歳のメイっ子のことです。

弟も妹も子供もいない僕には、このメイっ子が唯一の年下の肉親。

可愛くて仕方がない存在なのです。

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ただアネは、どうも「教育上」僕を信用していないようで、頻繁にはメイっ子に会う機会を与えられません。

(昔、アネと口喧嘩したとき『アンタはいろんなモノが欠落してんのよ』と真顔で言われたこともあったなぁ)

さらに困ったことは、メイっ子自身も、実はそこまでは僕に会いたいと思っていそうもない、という残念な事実です。

だから僕は絵本やスイーツやお花などのミツギモノでメイっ子とアネのご機嫌をとりつつ、なんとか会う機会がを得ているのです。

(なんだか離婚して養育権を失った男みたいだ)

ただ、たまにメイっ子のほうから、僕に会いたいと言ってくれることがあります。

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愛のケチャップライス

それはメイっ子が僕のつくる「ケチャップライス」を食べたいときです。

以前、僕の家にアネとメイっ子が前触れなく立ち寄ったときがありました。

昼時だったので、メイっ子に昼食を作ってあげるため、冷蔵庫の食材と睨めっこして、作ったのが、そのケチャップライスでした。

その時は、なんとなく子供はケチャップが好きそうだなぁ、という理由でした。

僕は普段料理をするとき、自分が食べたいモノを、自分が食べたい味付けで、自分が食べたい量を作っていたので、人のために作るということは、なかなか難しかったです。

だから、足りない脳味噌をフルに使って、さらにいつもより慎重に丁寧に作りました。

その甲斐あってか、メイっ子はそのケチャップライスをペロリンと完食してくれました。

アネいわく、メイっ子は普段は食事はあまり興味がないみたいで、口いっぱいにゴハンを頬張ったまま、咀嚼しないで、虚空をボォーと見つめて動かない、なんてことがあるらしく、お菓子以外でこんなに積極的に食べるのは、なかなか珍しいと言っていました。

自分の娘がいっぱい食べてくれたアネ。

いっぱい食べたことをママに褒められたメイっ子。

作ったゴハンを美味しそうに食べてくれた僕。

こうして僕のケチャップライスは、三人の「成功体験」になったのでした。

メイっ子が気に入ってくれたケチャップライスには、実は僕には僕なりのこだわりがあって、メイっ子のためだったので、少し工夫があります。

それは「ハインツトマトケチャップ」を、多めの油で炒めたことです。

ハインツを加熱セヨ

僕は調味料には少し、こだわりがあって、ケチャップなんかは常時、三種類を完備しています。

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それはカゴメとデルモンテとハインツです。

実はそれぞれ特徴がある気がして、使い分けています。

カゴメはすこし辛味があって、例えばアラビアータなんかに向いています。

デルモンテは酸味があって、トマト感あるので、ミネストローネなんかに向いています。

ハインツトは二社に比較すると、甘みが強いのです。

だから子供が好きそうだなと思いました。

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そして、ハインツトマトケチャップをじっくりとサラダ油で熱してあげます。

長時間、丁寧にグツグツと炒めます。

そうすると酸味のクエン酸が抜けて、逆に旨味成分のグルタミン酸のナトリウム塩がじわりじわりと湧きでてくるのです。この塩分でグッと旨味と甘みが増します。

(本当は僕は料理において、化学だのベンゼン環だの亀甲のお話は「醒める」ので嫌いなのですが、メイっ子のためにつくるときは別です。)

子供大好きケチャップ

こうやってハインツトマトケチャップをグツグツコトコトと丁寧に熱してあげると「子供だいすきケチャップ」が完成するのです。

このケチャップを別皿に一度避難させて、今度は普通のレシピでケチャップライスを作り、最後のケチャップをいれるところで「子供だいすきケチャップ」を投下します。

これで子供とりこにする甘くて旨味が引き立ったケチャップライスが完成です。

今夜はそんなケチャップライスをつくりました。

なぜなら、メイっ子から『ケチャップライスたべたい』というメールがアネ経由で送られてきたからです。

さらなる進化を目指して、オジサンがんばる。

いただきます。

(おわり)

inu
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後日談:

味の話を細かくするのは「粋ではない」ので、簡単に表現すると、僕には、少々物足りない味です。でも5歳の女の子だと思って食べると、あぁ、この甘みが好きなのかもなぁ、と、なんとなく納得できる味です。

たまにアネが『あんたのケチャップライスのレシピ教えて』と訊ねてきますが、僕にとってのたったひとつの「武器」を手ばなすわけにはいかないので、『ふつーだよ』と誤魔化してます。

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